大成建設ハウジングはスーパーゼネコン大成建設の住宅会社で壁式工法で耐震性

こんにちは！「おうちの相談カウンター」です。

「新国立競技場」や「トンネル」「ダム」など、日本の巨大インフラを作り続けてきたスーパーゼネコン、大成建設。そのグループ技術を結集して作られる住宅があることをご存知でしょうか？

今回は、大成建設ハウジングが誇るロングセラー住宅「パルコン（Palcon）」について解説します。「家というより、もはや要塞」とも評される、その圧倒的な強さと魅力に迫ります！

大成建設ハウジングとは？最大の特徴3選
どんな工法で建てているの？
1. 壁式鉄筋コンクリート造（WPC工法）
大成建設ハウジングはどんな人に向いている？
まとめ：スーパーゼネコンの技術で守る、要塞のような家
1. 📝 この記事の執筆者への相談なら

大成建設ハウジングとは？最大の特徴3選

大成建設ハウジングは、スーパーゼネコン「大成建設」の住宅部門が独立したメーカーです。最大の特徴は、木でも鉄骨でもなく、「鉄筋コンクリート（RC）」で建てることに特化している点です。

1. 災害に勝つ「最強のシェルター」

パルコンの最大のアピールポイントは、あらゆる災害への強さです。

地震: 過去の大地震でも、倒壊・半壊ゼロの実績（※津波流失などを除く）。
火災: コンクリートは燃えません。もらい火を防ぐだけでなく、万が一室内で火災が起きても隣の部屋へ燃え広がりにくい構造です。
水害: 建物自体が重いため、洪水でも流されにくく、浸水後の復旧も木造に比べて容易です。

まさに「自宅が避難所になる」レベルの安心感が手に入ります。

2. グランドピアノも置ける「遮音性」と「床の強さ」

コンクリートの壁や床は、音を跳ね返す力が非常に強いです。外の騒音を入れないのはもちろん、室内でピアノを弾いたり、ホームシアターを楽しんだりしても、外への音漏れを気にする必要がほとんどありません。床も非常に頑丈なので、重たいグランドピアノや大型の水槽を置くのにも適しています。

3. 屋上を庭にする「空の空間活用」

木造住宅では雨漏りのリスクなどから敬遠されがちな「陸屋根（平らな屋根）」ですが、コンクリート住宅なら得意分野です。屋上を「プライベートガーデン」や「ドッグラン」「BBQスペース」として活用するプランが大人気。都心の狭い土地でも、空に向かって庭を作ることができます。

どんな工法で建てているの？

大成建設ハウジングの代名詞「パルコン」は、特別なコンクリート工法で作られています。

壁式鉄筋コンクリート造（WPC工法）

通常の鉄筋コンクリート（RC）は現場で型枠を作ってコンクリートを流し込みますが、パルコンは「プレキャストコンクリート（PC）」という方式を採用しています。

特徴: 工場で厳重な管理のもと、最高品質のコンクリートパネル（壁・床・屋根）を製造します。それを現場に運び、強力に組み立てる工法です。
メリット:
- 品質が均一: 天候に左右される現場打ちコンクリートと違い、工場で作るため密度が高く、ひび割れにくい高品質なパネルができます。
- 壁で支える強さ: 柱ではなく「面（壁）」全体で建物を支えるため、地震の揺れによる変形が極めて少なく、建具の歪みなども起きにくい構造です。

大成建設ハウジングはどんな人に向いている？

その圧倒的な堅牢さから、以下のようなお客様に特におすすめです。

✅ 「地震・火事・台風」すべてに最強の家が欲しい人 木造や鉄骨造では不安という方にとって、鉄筋コンクリートのパルコンは最終的な到達点とも言えます。災害リスクの高いエリアにお住まいの方には特に選ばれています。

✅ 音を気にする人（楽器演奏・二世帯住宅・大通り沿い） 「自宅で音楽教室を開きたい」「大通りの騒音をシャットアウトしたい」「二世帯で上下階の足音を気にしたくない」。そんな悩みは、コンクリートの遮音性が解決してくれます。

✅ 屋上ライフを楽しみたい人 頑丈なコンクリート住宅だからこそ、屋上に土を入れて本格的な庭園を作ったり、ジャグジーを置いたりと、自由な使い方が可能です。